おはようございます!!
たけちゃんです。
ゲストハウス愚狂庵にきてから早くも1年と4ヶ月がたちました。
何もわからずこのゲストハウスに玄龍さんを訪ねたのが去年の4月です。
瞑想をしたいという気持ちで訪ねたのですが飲み会の席によんで下さり、その翌日からヘルパーとしてお世話になってきました。
今では代表という肩書きまでいただき愚狂庵の業務をやらせて頂いてます。
ここに来るまでの私は、ずっとあちこちをぷらぷらと放浪していました。
元々は、憲法学者になりたいという気持ちがあったのですが挫折し、会社に入ってはリストラされ、日本が嫌になりブラジルへ飛び立ちました(笑)
ブラジルでも2年の間に何回か引越しをし、その後はニューヨークの禅寺へ行き、岐阜の禅寺へ行き脱走し、1年間だけフィットネスクラブで働き貯めたお金でアジアへ行き、帰ってきては就職し、半年後退職しヨーロッパへ行き、帰国後お金がなくなったので日本国内を季節労働者として転々としていました。
そして、そんな生活に嫌気がさして辿り着いたのが伊勢だったのです。
あちこちと旅をするのは本当に素晴らしいことでした。色んな出会いもあり、色んな体験もしました。
旅をして安宿に泊まり、食事は屋台などで食べて宿で出会ったみんなで飲む。そして仲良くなれば一緒に旅をする。
それこそが「自由」だと思っていました。
しかし、私は大きな勘違いをしていたのです。。。
自由だと思っていたこの状態が、実際は不自由極まりない状態だったのです。
なぜでしょうか??
それは、
自分には選択肢がなかったからです。
安い宿に泊まる、屋台で食べるというのは楽しい!と思っていたのですが、
単純にお金がなかったので良いホテルに泊まることも、良いレストランで食事をすることもできなかっただけだったのです(笑)
ブラジルでも、チベットでも、インドでも、ネパールでも、台湾でも、フランスでも、スペインでも、どこに行っても同じです(笑)
選択肢があって安宿に泊まるとなったら全く意味が違ったでしょう。
今では笑えますが、こんな当たり前のことも当時はわからず自分は自由だと勘違いをしていたわけです。
そして、そのことに気づかせてくれたのが、愚狂庵という場であり、玄龍さんでした。
元々、海外へ行ったのも日本から「逃げ」たくて行ったわけです。しかし、不思議なもので「逃げ」ている最中はそのことにも気づきませんでした。
だから、自分にとって愚狂庵のヘルパーとしておいてもらい、一から様々なことを教えてもらえるということは何にも代え難い機会でした。
事実、人生が180度変わったと言っても過言でありません。
ヘルパーというのは、基本的には労働を提供する代わりに食事や住むところは保証されるという関係ですが、その何倍も何十倍も自分自身に返ってくるものがあったのです。
というわけで、新たなヘルパーを募集します。
詳細に関しては、またブログでお知らせいたします。
ご意見やご質問などがありましたらいつでもご連絡ください。
愚狂庵 伊勢のゲストハウス お子様連れの宿泊に
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